フィリピン 海外旅行記

【体験談】フィリピンで大金を持ち歩いてはいけない理由(3,000ペソくらいまでがいいかも)

2021-05-17

 

今回は私が初渡比の際体験した、大変恥ずかしいエピソードをご紹介します。

 

結論から言います

 

 

大金すられちゃいました!!

 

 

その流れは以下。

 

2014年、はじめてマニラに行きました。人生初の海外旅行、しかも一人。

 

渡比の理由は、英語のスキルアップができると思ったからです。当時の私の英語レベルは人並み以下、TOEIC355点レベル。

 

ですが、その頃からスカイプ英会話をはじめていて、なぜか英語に根拠のない自信がありました。(今思えばこわいです)

 

で、スカイプ英会話でほんの少しだけ親しくなったジャ先生が、「空港で待っててくれる」って言うんで、マニラ行きのチケットをとりました。ホテルはとらなかったです。現地に着いたら適当にとればいいと思ってました。(これもこわいです)

 

セントレア空港発マニラ着のジェットスター便だったので、到着が朝の1時すぎくらいだったと思います。

 

第一ターミナルに到着し、どっちにいいのかわからず、とりあえず人の流れにのって坂をくだっていったところ、大勢の人が到着を待ってるらしき場所に到着しました。

 

私はジャ先生を探しました。ですが、そんな親しいわけではないので、顔も正直あまり覚えてませんでした。先生に頼まれたスーツケースをもってたので、彼女から私のことは分かるという設定でした。

 

20分くらい探しても見当たらず、だんだん不安になってきました。

 

今でこそ安全になってきたマニラですが、当時はまだGRABやUBERのようなシステムも発達しておらず、ぼったくりタクシー全盛期 でした。

※マニラのタクシーであった恐ろしい体験談については別の記事で書きます

 

そして、ついに先生が私のことを見つけてくれました!(ラッキー)

 

あとで聞くと、フライトが30〜60分遅れていたので、何時に着くのかわからなかったとの事。

 

あと、私とスカイプレッスンしたのもたしか10回以下だったので、「ほんとに来るのかな?」って疑心暗鬼状態だったのかもしれません。

 

その後、ジャ先生がその辺にいた人と話してタクシーをとってくれて、先生の兄が働いてるっていうホステルに2人で向かいました。

 

LOKAL HOSTEL (マニラ最安のドミトリー宿)

場所はブルゴスのど真ん中、ローカルホステルという名前の下宿にたどり着きました。

 

初海外でブルゴスの夜をはじめてみた私は、カオスな雰囲気で、ちょっと不安もありました。

 

・8人部屋・エアコンなし(扇風機のみ)・・300ペソ

・6人部屋・エアコンあり(男女)・・350ペソ

・4人部屋・エアコンあり(男女)・・400ペソ

・2人部屋・エアコンあり(男女)・・800ペソ

・2人部屋・エアコンあり(男女)・・1200ペソ、シャワー、トイレつき
※800ペソのタイプより広い

 

シャワー、トイレ共同、朝食つき。
※メニューはスタッフの気分次第、朝食がないときもあり

 

LOKAL HOSTELのロビー。ファンキーな画が描かれてます(アート好きなオーナーの趣味)

 

LOKAL HOSTELは2019年に改修し、ドミトリールームの価格改定や、部屋の様相を変えてるので300ペソで泊まれる部屋はもうないようです。

 

※ホステルのルーフトップからの景色

ちなみに普通の人にはオススメしません。(3階にあり、階段しかないのと、1階のクラブが1晩中うるさい、治安最悪etc)

 

バックパッカーが好きで、知らない外国人と一緒に寝るのも問題ないって人には、オススメします。当時のマニラで最安料金だったと思います。

 

わたしは6人部屋のタイプを選び、350ペソを20日泊まるって条件付きで、一泊300ペソにまけてもらいました。

※300ペソ=650円くらい

 

ジャ先生とお別れして、相部屋になる外国人に挨拶。

 

バックパーカー用のホステルだったので、ヨーロッパからの旅行者、韓国、アジアからの出稼ぎの人など、

 

私はローカルホステルを通して、さまざまな人種の繋がりができ、今でも財産です。

 

その後合計で100泊くらいしたので、オーナーとも仲良くなり、彼の車で一緒に遊びに行ったり今でもします。今でこそ行けませんが、私が帰る度に、いつも暖かく迎えてくれたスタッフは、今でも最高の友人です。

 

現地で仲良くなった韓国人とイタリア人と一緒に、隣にある Makati Palace Hotel (マカティ パレスホテル) に忍び込んで、

最上階にあるプールで毎日泳ぎに行ったり、夜はヨーロッパとアメリカからバックパッキングできたイケメン3人組と、マカティにあるブラックマーケットって名前のクラブに行って、一晩中踊ったりしてました。

 

※ホステルで出会った最高の仲間

※ブラックマーケット・・若者に人気のダンスクラブ。確か入場料100ペソ。

 

※忍び込んだというより、イタリア人、韓国人、日本人って設定がお金もってそうなお客さんにみえたのか、プールにたどり着くまでに警備員がいますが、いつも笑顔で通してくれてました笑

 

※イタリア人の彼と、MAKATI PALACE HOTEL の最上階のプール

 

明け方になると、ローカルホステルの最上階にあるルーフトップに目の前のファミリーマートで買ったビールを持って、ほんとに24時間中喋ってました。

 

というか、お金のかからない遊びをしてました。当時の私は大学生で、お金もありませんでした。

 

※ルーフトップでの交流会

 

さまざまな人種の人といろんな英語をつかって、生の英語をコスパよく習得する が目的だったので、とても理にかなった行動だったと思います。

 

結果、私の英語力は飛躍的にアップしたので、誰かにどうやって英語を覚えたらいい?って聞かれたら、

 

迷わず、「とりあえずチケットとって現地にいけばいい」って答えます。

 

※現地に行ってもホテルでひきこもってたら意味がないので、とにかく外に出て、コミュニケーションをとってみましょう。

 

そんな生活をしてたある日、スケボーでブルゴス通りの坂を軽快に抜けて、アヤラ公園で一人で遊んでた時に、2人のフィリピン人のおばさん(50歳くらい)が声をかけてきたのです。

 

無視しようかと思ったのですが、日本語で話かけてきたので、話をしてしまいました。

 

日本語で話しかけてきたので、一瞬日本人かと思ってしまいました。

 

で、彼女たちから「今からバクラランマーケットに行くから、一緒に来ない?」とお誘いがあり、僕は一緒にバスに乗ってしまいました。

 

バクラランマーケット

マニラから一番近い、激安店が連なるマーケット。さまざまなものがここで激安価格で手に入ります。スリが多いので要注意。

 

フィリピンで一番安いマーケットといったら、ディビソリアマーケット ですが、バクラランもディビソリアに並ぶ安さで現地の人でも有名。

 

バクラランに着いたあと、ランチをとるために3人でジョリビーにいきました。

 

※ジョリビー・・フィリピンでいちばん安くて人気のファーストフードチェーン。

 

そこで、例のおばさんが飴をくれたので、いらなかったのですが、目の前でなんか悪かったので食べてしまいました。

 

その飴が薬だったことも知らずに・・・

 

私は急に眠気に襲われ、気がついたころにはバンに乗せられていました。確か隣に知らない若い女性がいて笑ってたことは覚えてます。

 

そして、財布の中身を確認したところ、1000ペソだけが残ってました。

 

気がついた時には、ブルゴス通りに自力で戻ってきていました。

 

当時、初のフィリピン旅行で、安宿のホステルにお金を置いておくのが不安だったので、現金のほぼ全てを持ち歩いており、9万ペソ近くを財布に入れてしまってました。

 

せめてもの仲良くなった?優しさなのか、1000ペソだけ残し、9万ペソ近く2人のおばさんに盗まれました。

 

指輪やピアスもしてたのですが、全て盗られてました。

 

私はとても悔しかったので、その足で警察まで行き、事情を全て話しましたが、詐欺師のおばちゃんたちはみつかるはずもなく、なぜかパトカーで警察官とドライブし、カラオケ店で降ろされて、「ここで遊んで忘れていい思い出つくったらいい」的なことを言われて、1日が終わったのを覚えてます。

 

海外では、

 

・知らない人についていかない

・現地人が日本語でしゃべりかけてきたらとにかく注意

・現地にいる日本人にも注意

 

それ以来7年、フィリピンには200回以上行ってますが、2度と同じ事にはあってません。

 

とても高い勉強代でした。

 

長い間読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

教訓:Experience is the best teacher.(失敗は成功の元)

 

 

 

Regards,

hiro

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