現在のアメリカはキャッシュレス社会となっており、クレジットカードがないともはや生きていけないと言っても過言ではありません。
私は3年間アメリカ駐在した期間中、現金で支払いをしている光景をほとんどみたことがありません。
※少なくともレストランの会計では3年間1度もみたことがない
ですので、渡米が決まったらすぐにクレジットカード作成しましょう。
※クレジットカードの勧誘でも何でもなく、アメリカでは クレジットカードがライフライン となります。
クレジットカードがつくれない
オーマイガー!!!
外国人がアメリカに移住、または駐在する際、クレジットスコアはゼロからはじまりますので、日本人はクレジットカードをつくれません。
クレジットヒストリーがないために契約を断られてしまった経験、ないでしょうか?
※私は過去に1度アメリカにてアパート契約を断られた経験があります
クレジットスコアはみなさんのSSNとリンクしており、クレジットスコアがない=社会的な信用がない とみなされてしまいます。
手っ取り早く渡米前にクレジットスコアを貯める方法
渡米時に JAL USA CARD もしくは ANA USA CARD を発行しましょう。
審査はありますが、渡米前に申し込み可能なこと、アメリカのクレジットヒストリーがなくても発行できるというメリットがあります。
ただし、カードの送付先は米国内に限定される ことや、渡米前90日前じゃないと申請できない など、制約もあります。
私の会社では、強制的に ANA USA CARD をつくらされ、会社宛に送付し、渡米後人事から受けとっていました。
尚、アメリカでもアメックスが使えないレストランなどあり、JAL や ANA ならVISA や Mastercard での作成も可能ですので、
万が一の為にもっておいて損はないかと思います。
すでに日本でつかっているAMERICAN EXPRESSのクレジットヒストリーを利用する
アメックスカードの保有者は、日本のクレジットヒストリーをアメリカでも利用することが可能です。
この情報を引き継いで、渡米後に引き継ぎの手続きを行います。
わたしは会社がデルタを推奨しているため、 DELTA SKYMILES GOLD を渡米前に契約し、持参しました。
年会費28,600円と割高ですが、入会と同時にゴールドメダリオンの資格が得られるというメリットがありますので、お勧めです。
デルタ スカイマイル アメリカンエキスプレス・ゴールドカードへのリンクはこちら
クレジットヒストリーとは?クレジットヒストリーがないとできないこと
クレジットヒストリーとは、クレジットカードの利用履歴、ローンの返済履歴などの情報を記録したものです。
先にも触れましたが、SSNとリンクしており、アメリカではクレジットスコア=個人の信用度として評価されてしまうので、
- クレジットカードの発行
- ローンの審査
- アパート契約審査
※クレジットヒストリーとは別に個人の収入審査もあります。わたしはこれで初回はねられてしまい、
気に入ったアパートの契約ができなかった過去があります。
- 公共料金(電気、ガス、水道)の契約
上記のように、生活に必須なものばかりですので、クレジットスコアがない=クレジットカードがつくれない=生きていけません。
クレジットスコアをあげるには?
これは簡単。毎月そのクレジットカードを利用して、期日までに最低金額以上の返済を行うことです。
一度でも返済が遅れてしまうと、評価に影響が出てしまうので注意です。
私もなんどか支払いを忘れてしまい、遅延金の支払い及びスコアが下がってしまったことがあります。
日本にいるとクレジットカードを使う機会が少ないので、ついついクレジットカードの支払いを忘れてしまうんですよね。
特に、私の場合会社の給与口座がユニオンバンクでしたので、クレジットカード会社への支払い操作を毎月行う必要があり、
なんどかスコアが下がってしまい、痛い思いをしました。
アメリカでは駐在員1年目でクレジットスコアを上げるにも限界がありますので、とにかく毎月決めたクレジットカードで支払いをきちっと行い、
クレジットヒストリーを貯めて、日頃からクレジットスコアを上げる努力が必要です。
クレジットスコアの確認方法
Chase やばバンクオブアメリカなど色々ありますが、いちばん簡単な Credit Karma を登録しましょう。
1度登録さえしてしまえば、次回よりログインと同時に現在のスコアが確認できるので、非常に便利です。
私の2021年6月時のスコア
Regards,
hiro