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【節税】税金の安い国に海外移住したい人が知っておくべき知識まとめ   -2022年最新-

2022-01-11

 

税金の安い国(タックスヘイブン)に移住することで、 大きな節税効果 が得られます。

 

タックスヘイブンとは?

法人税や所得税などの税金の安い国や地域のことを指します。

 

どうやら、小さな島国やヨーロッパ地域に点在しているようです。

 

税金の安い国は、他の国からお金持ちを誘致するため に税金を低く設定しています。

 

自国のみでの発展が難しい地域などが発展するために税金を安く設定することが多いです。

 

 

海外の税金ってどれくらいなの?

法人税、消費税、所得税、相続税について、2022年の最新データより国別にまとめました。

 

順不同ですが、1位と2位、他には日本からの移住先として人気のあるアジア諸国をピックアップしました。

 

 

【法人税】
法人税率
日本 29.7%
韓国 27.5%
フィリピン 25%
マレーシア 25%
タイ 20%
中国 25%
アメリカ 25.8%
フランス 32.02%
香港 16.5%
シンガポール 17%

法人税は日本がアジアでは1番高いです。世界では14位。

 

あまり嬉しくない数字ですね。

 

1位はフランスの  32.02%。2位はメキシコとポルトガルとオーストラリアで30%となっています。

 

香港に至っては日本の約半分。羨ましい限りです。

 

【消費税】
消費税率
日本 10%
韓国 10%
フィリピン 12%
マレーシア 6%
タイ 7%
中国 13%
アメリカ 0%  ※1
フランス 20%
ハンガリー 27%
シンガポール 7%

※1 ・・アメリカには 「消費税」はありませんが、「小売売上税」という税金があります。

 

小売売上税は州や市によって異なり、ロサンゼルスのサンタモニカ市では  10.25%、逆にオレゴン州では  0%だったりします。

 

消費税と同等と考えてよいでしょう。

 

1位のハンガリーが27%、ヨーロッパでは消費税20%前後の税率の国がほとんどです。

 

2位のクロアチア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーが25%。

 

日本の消費税10%はそんなに高くないのです。

 

 

【所得税】
所得税率
日本 5〜45%
韓国 6〜38%
フィリピン 1〜25%
マレーシア 1〜28%
タイ 0〜35%
中国 3〜45%
アメリカ 10〜37%  ※1
フランス 0〜45%
香港 2〜17%
シンガポール 0〜20%

日本はアジアの中で1番高いのに対し、香港と比べると28%も差があります。

 

1位はスウェーデンで60%、日本はなんと世界2位の重税国(55.95%)なんです。

 

※あくまで 最高税率 の話です。

 

最高税率の税金を支払っているのは、全体の0.3%の1.4万人のみ。

 

しかしながら、税金が高いことに変わりありません。

 

 

【相続税】
相続税率
日本 10〜55%
韓国 10〜50%
フィリピン 6%
マレーシア 0%
タイ 0〜10%  ※1
中国 0%
アメリカ 0〜40%  ※2
フランス 20%
香港 0%
シンガポール 0%

※1 ・・1億バーツを超える部分の10%課税されます。1億バーツを超える資産がない場合、相続税はかからないことになります。

 

※2 ・・1,000万ドル(約10億円)以上の資産がないと、相続税はかからないことになります。

 

タイやアメリカは一部の富裕層にしか相続税が関係しないことになりますね。

 

ちなみに1位はイギリスの14.19%、日本は2位の9.53%となります。

 

税金の安い国に移住する前にしっておくべきこと

ここまでの税金比較をみて、税金の安い国(タックスヘイブン)に移住するメリットを感じたのではないでしょうか?

 

しかし、実際に移住を考えるとなると、知っておかなければならないポイントがいくつか存在します。

 

1. ビザの取得が難しい

 

 

2. 生活コストが高くなる場合がある

 

 

3. 日本にある財産は相続税の対象となる

 

移住したい国ランキング13年連続No,1! マレーシア移住ビザ取得にかかる費用

 

永住権取得は投資家や配偶者がマレーシアにいない限りかなり厳しいので、一般的に MM2H をとることになります。

 

MM2H

Malaysia My 2ND Home Programmeが正式名称

その頭文字をとってMM2Hと言われています。

 

MM2Hとは、ロングステイビザ(最長10年ですが、更新可能)の事 ※永住権は得られない

 

※50歳以下

最低50万リンギット(約1,300万円)の財産証明

月1万リンギット(約26万円)の収入証明

 

※50歳以上

最低35万リンギット(約910万円)の財産証明

月1万リンギット(約26万円)の収入証明

 

海外移住し易い国ランキング

 

1位:フィリピン

ビザの取得が簡単

・結婚ビザ

・リタイヤメントビザ(SRRV)

・投資家ビザ(SIRV)

・クォータービザ

 

・結婚ビザ・・2,000ペソ で申請可能。離婚しない限りフィリピンに永住可能。

 

・リタイヤメントビザ・・35歳以上から申請可能

SRRV CLASSIC、SRRV SMILE、SRRV HUMAN TOUCHの3つのビザがある。

 

【3つのビザに共通すること】

就労可能(外国人就労許可証を取得)

年会費360ドル必要

35歳以上、犯罪歴なし、医療検査に合格した人のみ申請可能

 

【3つのビザで異なること】

・SRRV CLASSIC・・35〜49歳は5万ドル、50歳年金なしの人は2万ドル、年金ありの人は1万ドルの所得証明が必要。

※預金は投資に転換可

・SRRV SMILE・・2万ドル ※預金は投資に転換不可

・SRRV HUMAN TOUCH・・介護、療養を必要とする人限定

 

・投資家ビザ(SIRV)・・75,000ドル毎年更新が必要。年齢制限はなし

・クォータービザ

預託金5万ドル が必要ですが、申請後は自由に引き出しすることが可能。

・年齢制限なし。就労も可能。

・条件が最も緩いビザですが、申請するのにとてもハードらしく、専用のエージェントを介して取得される方が多いのですが、

・エージェントの紹介料がすごく高い(約100万円以上)

・詐欺被害が多いらしいので、エージェント選びには注意が必要

 

フィリピンの観光ビザの威力

滞在可能日数:59日間

※延長を繰り返すことで最大3年間連続滞在可能。

※毎月延長手続き費用が発生するが、大した額ではない(多い月で4,340ペソ)

1度出国すればリセットされるので、永久に繰り返すことが可能

※就労不可

 

就労ビザ

1年、2年、3年で更新手続きが必要

取得条件:現地で働く就労許可証の取得、会社の推薦状が必要

 

今後はフィリピンもビザに関して厳しくなっていく可能性が示唆されているので、

 

フィリピン移住に興味のある人は今のうちに行動しましょう。

 

 

長文になってしまいすみません。。

 

長くなってしまいましたので、2位以降のランキングについては、次回の記事 にまとめさせていただこうと思います。

 

 

 

Regards,

hiro

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