私事ですが、3年前から 急に以下の活動が困難 になってしまいました・・
・美容室に行く
・歯医者さんに行く
・車の運転(特に高速道路やトンネル、渋滞)
・電車
・映画館
・遊園地(絶叫系、観覧車)
閉所、拘束される状況が基本的にNG
息ができなくなるというか、息がしずらくなります。
「息ができなくなったらどうしよう?」と不安になり、負の自己暗示(マインドコントロール)が働き息ができなくなります。
息をすることが不安になってしまいます。
ネットで色々調べると同じ悩みに悩まされている方が多いようで、とても励みになりました。
しかしながら、私はまだパニック発作を克服できていない身です。
そこで、私と同じような悩みを抱えていらっしゃる方々に、少しでもお役に立ちたいとおもい
パニック障害という病気のご紹介、薬の種類、改善方法などについてまとめてみました。
検索しても、ドンピシャでこれだという記事になかなか巡り会えませんでした。
すこしでも悩んでる方々のご参考になれば幸いです。
私のケース
歯医者さん
いちばん苦手なのは歯医者さん。歯医者さんで椅子に座ってリクライニングされる際、
頭を低めにされて口を長時間開けないといけないという状況になった際、途端に息がしずらくなってしまいます。
息をしては、「次はちゃんと息ができるかな?」と頭によぎり、
息ができる場合はいっぱい息を吸い込み、息ができない場合、唾を飲み込んだりして気を紛らわせて息を吸い込むことにトライしますが、
歯の治療中って唾も同時進行で吸い込んでくださっているので、口の中がカラカラの状態で、次もちゃんと息ができるかなといった不安でいっぱいになります。
あと、虫歯を治療していただいて詰め物を固めている待機時間中も、口の中に固定剤などがあって息がしずらくなるので苦手です。
必死に携帯いぢったりして息ができなくなるって不安を気を紛らわせようとして過ごしています。
美容室
歯医者さんよりはまだ大丈夫。
髪を切る際にてるてる坊主みたいな(手だけ出る)布を被るのがまず苦手、閉所感がよぎって不安になります。
髪を切ってる時間はまだ大丈夫なのですが、いちばん苦手なのはシャンプータイム。
手洗いならギリギリセーフ。シャンプーマシンだと完全アウト。マシンを頭に被った際、息ができなくなるかもという不安で発狂してしまいそうになります。
目隠し全般苦手です。
脱毛サロン
歯医者さんや美容室よりは大丈夫ですが、目隠しで不安になります。
施術してくださる方がたくさん話しかけてくれる場合は、まだなんとか大丈夫なのですが。
パニック障害とは
パニック障害とは、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」を三大症状とする病気です。100人におよそ1人が発症するといわれています。
パニック発作では、突然訪れる恐怖や強い不安によって、動悸やめまい、呼吸困難などが現れます。これらの症状により、患者さんは
「自分は死んでしまうかもしれない」と思うほどの恐怖を感じることがあります。しかし、症状はすぐに消失し、検査でも異常はみられません。
パニック発作を繰り返すと、また発作を起こすのではないかと心配する(予期不安)ようになり、通常の社会生活を送ることがままならなくなることがあります。
また、経過中にはうつ病を合併する恐れがあり、治療に難渋することがあるため、早期に診断されて治療につなげることが重要です。
※Medical Note様の記事より一部抜粋させていただいております
パニック障害の克服方法
※はじめに、まだ私も症状を克服できていない1人なので、あくまでも参考です
いずれの場合でも、いきなり安全確保行動をなくすのは不安でしょう。
そんな人は、まず他の場面でパニック発作への対処を練習してからの方がやりやすいです。
パニック発作の人で歯医者さんだけ苦手って人はほとんどいませんので。
電車や映画館など、歯医者さんより練習しやすいところはありますよね。
パニック発作の人が電車を途中で降りてはいけない理由
パニック障害で電車に乗れない場合、克服するためには電車に乗る練習が必要となります。
その時に気をつけるべき点の一つが
「不安になっても絶対に途中で電車を降りてはいけない」こと。
「苦しくなったら電車を降りればいいや」と思っていませんか?
高速道路、美容室、歯医者さんの場合でも同様です。
「不安なら降りればよい」としてしまうと、途中で降りられない電車が怖くなります。
各駅停車には乗れるけど、快速や新幹線に慣れない人が典型例です。
パニック発作をおそれているうちはパニック障害は良くなりません。
快速電車に乗れないような状態でいると、そこから不安はどんどん広がっていくと思ってください。
パニック発作は何もしなくても100%おさまります。
波はありますが、時間とともに不安は下がってくるものです。
それを頭だけでなく体で理解すること でパニック発作を克服できます。
しかし、パニック発作が起こりそうになった時電車を降りてしまうと、「電車を降りたから不安が下がったんだ」と考えます。
そうなると、「電車を降りないと発作はおさまらない」となり、電車に乗る事をもっと恐れるようになります。
不安は避ければ避けるほど強くなる性質 があります。
パニック障害の人が電車に挑戦するのは、電車に慣れることではありません。
そのためには不安があってもそのまま電車にて、落ち着いてくるのを経験することが必要。
だから、電車に乗った時は少なくとも不安がマシになるまで乗り続けた方がいいです。
とにかく、絶対に「不安だから」といって途中で降りてはいけない のです。
「不安が強くなったら電車を降りるのではなく、不安がマシになるまで乗り続ける」
こころがけましょう。
パニック障害についてのリンクまとめ
re:leaf
パニック障害に悩む方々へ、パニック障害に理解があり症状のある方々でも通いやすい美容室や歯医者さんなどがご紹介されています。
きりまるさんの動画
とても勇気づけられる動画で、私がまさに悩んできたことを言葉にしてアウトプットされています。
パニック障害に悩んだ彼女の経験をお話しされています。
私もネットで色々調べたりしましたが、正直この動画が、まさに私のパニック障害の症状と酷似していて、考え方、克服方法など、参考になりました。
彼女の症例に対して私の症例は軽度だと感じるので、動画に寄せられたコメントなど拝見し同じ悩みを抱える人が多いことや、私の症例はまだましな方なのかもしれない、これくらいで悩んでちゃいけないと、気持ちが少し楽になりました。
動画をみるまで正直きりまるちゃんの事を全く存じ上げませんでしたが、とても心の優しい方なんだなと、感心しました。
Daigoさんの動画
呼吸方法について言及しており、「不安を力に変える」瞑想方法などについての動画。
こちらの書籍も大変参考になります。
まとめ
繰り返しとなってしまいますが、
「不安が強くなったら電車を降りるのではなく、不安がマシになるまで乗り続ける」
こころがけましょう。
安心材として、ロラぜパムや頓服薬といったお薬を持ち歩いてもよいでしょう。
2022年5月現在、私の場合歯医者や美容室に行くのにまだ少し怖いですが、なんとか通えてます。
電車、高速道路でのトンネルについては、きりまるちゃんが動画で言ってた「6秒に1回の早さで呼吸する」を実践していたところ、克服できました。
克服の定義が難しいところではありますが、高速道路のトンネル場合、トンネルに差し掛かった時の不安はまだあります。
呼吸法を実践することで、呼吸に集中し、呼吸できていることに安心感が生まれ、平静を保っている状態。
ですので、私もまだ100%よくなったわけではないのですが、恐怖を避けている時に比べて、恐怖心は少なくなったと感じます。
パニック発作と向き合い、対処法を実践し、ふつうの生活を取り戻せるよう、前向きに生きたいとおもいます。
Regards,
hiro